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けれど一人の少女の破壊を知らなくて

2008/03/25 13:01


まわりから見たら、私は1番幸せなの

けれど私は‥その幸せを受け入れられない

幸せが苦痛になる

私だけが苦しいわけじゃないのに

泣きたくて‥我慢しかできなくなる

こんな私を貴方は愛してくれますか?


『‥‥はい』

不意に携帯が鳴った。

今日のテンションは相変わらず。

「もしもし‥俺だけど」

『オレオレ詐欺なら他の人にしてください』

しかも手口古いし‥と呟く。

「楓だっつの!」

『‥‥‥‥‥切っちゃだめですか』

驚いた。

最近連絡なかったから尚更。

『何の用?』

早く電話を切りたくてしかたがなかった。

気付かれたくなかった。

「‥‥声が違う‥風邪ひいたか?最近薬飲んでっか?」

気付かれた。

もう隠しようがない。

『風邪ひきました。薬はもらいに行ってません』

「馬鹿野郎!!」

『馬鹿言う事あるかい』

しかも野郎ちゃうし‥と付け足すと電話の向こうから舌打ちが聞こえた。

某マンガのパッツン男児ですか、このヤロー。

「何、今日は機嫌悪いのか?」

『‥違うよ、ただちょっと苦しいだけ』

下校中に咳が止まらなくなったから‥と言った。

『それに‥‥春休みだから』

「普通学生は喜ぶもんだろーがよ」

『大きな休みだと会えないでしょ‥今年の夏休みは別にいいけど』

「んだよ、そりゃ。夏休みはなんかあんのか?」

『大好きな人が帰ってくるの』

そう言うと相手は無言になる。

何か勘違いをしたらしかった。

『‥‥女の子だからね?』

「よかったー‥」

『あのさ‥ちょっと弱音はいていいかな』

聞いてくれるだけでいいから、と小さく呟くと彼も小さく声を漏らした。



『‥もうここにいたくない』

『この家に私の居場所はないよ』

『死ねって言われた』

『もちろん死んでやる気はないけど』

『でも‥‥やっぱショック』

『離れないでとは言わないから』

『‥‥どうかいらないとは言わないで』



「側にいてやれたらいいのに」

『そんな事言うなよ‥楓が生きているだけで幸せなんだから』

あの頃は想像もしていなかった。

君とこんなこと話すなんて。

早く明日になってほしい‥けれど、なってほしくない。

『ごめん、眠いから電話切る』

「早めに奴んとこ行けよ?」

『うん‥気が向いたら』

じゃぁな、と言って彼は電話を切った。



『幸せなはずなんだ‥不安なんてない』

なんで悲しいの?

私を必要としてくれる人はいるのに。

好きだと言ってくれる人はいるのに。



君がくれた言葉 一つ一つに嬉しくなり
愛がほしいと 願ったりもした

この水面に映された君の優しさ

会いたくて、寂しくて 君の温もり探し続けてた
どこにも ないよ
会いたくて、悲しくて 君の声探し続けてた
どこにも ないよ


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私も千広だいすきだーー!
だから親がすきになれないのなら,その分千広がすきな人達に頼ればいいんだ!
私にも弱音はいて!笑
先生ずるいよ!笑
死んでもよろしくって言ったんだから,人生半分預ける気分でいてくれいな.
私は千広がだいすきだから,例え千広の家族が何を言おうが,千広が私から離れようとしようが,いらないなんて思えないよ.
哀しい時は側にはいれないけどメェルでも送ってくれればいいし,泣きたくなったら弱音でも何でも聞くよ.
他にも苦しい人はいるけど,だからと言って千広が苦しい訳ではないでしょう?
だから,幸せだと思えない時は幸せだなんて言わなくていいんだよ.




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