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謝罪しか言えない最低オンナ

2008/07/19 23:32

傷、つけた

傷、つけた

でも許して

彼しか見れない

僕を許して


「あのさ‥言いにくいんだけどね」

「じゃぁ言わないでください」

「それは嫌だな」

もう、聞いていたくないんだよ。

愛しい人とおんなじ声なんて。

「‥兄さんじゃなきゃダメ、かな」

「楓は楓。真樹さんは真樹さんですから」

「兄さんしか見えない?」

「きっと真樹さんを選んだら後悔しますよ、僕も真樹さんも」

早くこの電話を切ってしまいたかった。

「ごめん、困らせてるのわかってるんだ」

だって貴方にこんなにも似てるのよ。

傷つけたくなんて、ないじゃない。

似てるから、似てるからこそ真樹さんを見れないの。

楓にしか見えないの。

そんなの、ダメなのに‥ね。

「ごめんなさい、僕そんなに強くなれない」

「お前は強いよ」

どこが?

笑っていられるから?それは強さじゃないよ。

現実から逃げてるただの弱虫。

「真樹さん」

「なに?」

「困らせてるってわかってるなら‥言わないでほしかったです」

「うん」

懐かしさにしてしまいたくないの。

「楓じゃなきゃ‥嫌なんです、だから‥そんな事言わないでほしかった」

「‥拒まれたって、好きなんだよ」

「ごめんなさい、また電話します」

我慢できなくなって、僕は返事を聞かずに電話をきった。



[拒まれたって愛してやる]



拒むはずもないのに、君が言った台詞。

なんでそんな事言うの。

もう泣きたくなんてないのに、泣く資格なんてないのに。

最悪だと、最低だと罵ってくれた方がいいのに。

こんな曖昧な心のままじゃ‥笑えないよ。

ごめんなさい、真樹さんを傷つけた。

言わないでほしかった、なんて、言っちゃいけないない。

ただの甘えで、我が儘で、愛しい人の弟を傷つけた。

ごめんなさい。

でも‥楓しか好きになれない。

どんなに似てようが、楓じゃなきゃ嫌だ。

‥‥‥‥‥‥嫌なんだもん。




(これが精一杯の愛情)

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